読書タイムイズマネー

読書で学んだこと体験したことをブログで綴ります

岡康道・小田嶋隆著「ガラパゴスでいいじゃない」で見える超一流の思考

岡康道・小田嶋隆著「ガラパゴスでいいじゃない」を読みました

 

 

この本を読もうと思った理由は特にありません


図書館で借りてきたのですが、タイトルを見ていつか読んだ本の参照文献としてあったような気がしたからです

 

読み終わった今気づいていたことは、自分が参照文献で見た本はこれではないなと

 

おそらく自分が見たのは「ガラパゴス化する日本」 

 

 

なんですよね。。。こちらの本は読んでいないので内容は分かりませんが、おそらくお堅い本なんだろうなと

 

そして、私が間違えて借りた本「ガラパゴスでいいじゃない」はめちゃくちゃ阿呆な内容でした

 

「ガラパゴス化する日本」と「ガラパゴスでいいじゃない」を間違えたのは、完全に神様のイタズラです

 

この本を読めという啓示でした

 

久しぶりに阿呆さという点で胸が躍る本を読むことができて満足です

 

 

内容は阿呆でも書き手は超一流

 

書かれていた内容で参考になる箇所があったかなと思い出してみるんですけど、特にないです

 

ただただ阿呆な内容を2人の著者が語り合っています

 

ちなみにこの本は著者2人による対談形式のエッセイで、それ以上でもそれ以下でもないです

 

ただし、語り手の2人は一流です

 

私が映像関係の仕事をしていることもありますが、特に岡康道さんは、映像制作に携わる人間ならあこがれの仕事をいくつもこなしている人です

 

岡康道プロフィール(wiki参照)

岡 康道(おか やすみち、1956年(昭和31年)8月15日 - )は、日本のクリエイティブ・ディレクター、CMプランナー。TUGBOAT代表。

TVCM
「その先の日本へ」(JR東日本)
「湯川専務」(セガ)
「アミノサプリ」(キリンビバレッジ)
「カードの切り方が人生だ」(ライフカード)
「DoCoMo2.0キャンペーン」(NTTドコモ)

 

TUGBOATが制作したCMをご覧いただければ分かるのですが、TV見てない世代でも2つ以上は印象に残っているCMがあるはずです

 

一時期、面白いCMはほとんどTUGBOATが制作してるんじゃないかと思うくらい、めちゃめちゃなCMを作っていました

 

そんなTUGBOATの代表で、元電通です

 

このプロフィールを見るだけでも、エリートですし時代を作ってきた人だということが分かります

 

小田嶋隆プロフィール(wiki参照)

小田嶋 隆(おだじま たかし、1956年11月12日 - )は、日本のコラムニスト、テクニカルライター

雑誌
日経ビジネス『pie in the sky』
SIGHT (ロッキング・オン)
新潮45
ブブカ
サッカー批評
週刊SPA! 不定期で書評欄を担当
実話BUNKAタブー

 

雑誌でこれだけ連載していて載せきれませんでしたが、本も多数出しています


正直小田嶋さんに関しては、この本を読むまで存じ上げていませんでしたが、ツイッターを見たら、自分フォローしていたんですよね

 

ということは、やはり何かしらのシンパシーは感じていたんだと思います

 

この本の発売日は2010なので、2人が50代に書いた本です

 

内容が50代からの語り口なんですが、永遠の青春を送っている方たちなので、何だかとても若く感じます

 

超一流は恥を恥だと思わない

 

2人のプロフィールを上げる限り、社会的に成功しているのは間違いないです

 

そんな2人の成功体験とか仕事とは何かとか、そういうお話を聞きたい方もいっぱい居るでしょうし、ビジネス関連の本も多数で出版されています

 

そんな社会的な地位がある中で、何故この対談をすることに、OKしたのか分かりません

 

読んでいて参考になった内容は、正直1つもありませんでした

 

これは私の失敗ですが、「ガラパゴスでいいじゃない」は「人生2割がちょうどいい」という本のpart2なんですよね

 

part1が好評だったからこそのpart2なんですけど、何も考えずに「ガラパゴスでいいじゃない」を借りたので、私はもちろんpart1は読んでいません

 

 

 

しかも、part2を読んでいると、意外とpart1を参照にという文が多く出てきて、なかなか消化不良になりますが、そんな細かな部分はどうでもいい程に阿呆です

 

私は恥を恥と思わない人たちが凄く好きで、自分自身のプライドが無駄に高いため、いい意味で、プライドがない人たちに憧れます

 

実はこの恥を恥とは思わないマインドってメチャメチャ重要なんだろうなと思っています

 

自分には恥だと思えてしまうことも、平気で話すということは、話し手にとって当たり前というフィールド内だということです

 

この方たちは当たり前というフィールドが相当に大きいのではないかと

 

だから、大衆が無茶だとか無謀だとか思えてしり込みしてしまうことでも、超一流の人たちは当たり前のフィールドが大きいのです

 

無謀でも無理でもなく当たり前の事象だと思って行動できるんだと思います

 

そういう意味で、恥を恥だと思わないマインドは非常に重要ですし、超一流の特徴だと思っています

 

恥については、多くの時代の寵児たちが話していて、共通しているのは恥を恥だと思わないマインドなんですよね

 

●堀江貴文氏

「恥をかいた分だけ自由になれる」

 

●ラリーペイジ

「そんな馬鹿なことはできない」と誰もが思うことならば、競争相手はほとんどいないからだ

 

●幻冬舎箕輪編集者

「死ぬこと以外はかすり傷」

 

トップオブトップが恥も失敗も恐れないのに、世間に対して影響が少ない大衆が恥と失敗を恐れるというのは本来おかしな状況なんですよね

 

本来は

 

なので、もっともっと平気で恥をかいていくことをしていこうと思える内容でした

 

憧れの大人とは

 

こちらは私の個人的な思いです

 

これまで私のこういう大人になりたいランキングの第1位はみうらじゅんさんでしたが、著者の2人もランキング入りしました

 

みうらじゅん・リリーフランキー・伊集院光・いとうせいこう・山田五郎

 

上記に挙げた方たちの考え方やダメさ加減にシンパシーを抱いていたというか、こういう人たちになりたいなという憧れがありました

 

このメンバーに今回の「ガラパゴスでいいじゃない」の岡康道・小田嶋隆さんはランキングしますね

 

私にとっての憧れの大人「神セブン」です。

 

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こんな方におススメ

この本は、現実に疲れている人・真面目な性格に悩んでいる人・阿呆が好きな人・ストレスで何も考えられない人・サブカルの匂いがするダメな人が好きな人・めちゃくちゃな感性が何かを知りたい人・高木豊さんが好きな人etc…におススメです

 

ファミコンのあのハチャメチャ感の方が、今のよくできたゲームより面白くない?と思える人はぜひ読んでみてくださいおススメです

 

そして、早々にpart1の「人生2割がちょうどいい」を読みたいと思ってます

 

 

本のお供にしたいBGM

 

T-BOLANですね

 

理由は特にないです

 

直感でBGMとしていい感じになるんじゃないかと思います

 

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