読書タイムイズマネー

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キンコン西野著「革命のファンファーレ」-スマホ時代を生きるために全力で踊る阿呆になろう

私が25年以上好きなものに、ジュビロ磐田、マンガ、映画鑑賞、読書、ボクシングを見る、お笑いがあります

 

キングコングの西野さんもテレビに出始めの頃から見ていてました


早いテンポのお笑いで若い人にウケるタイプだなと思ってスルーしていました

 

純粋にお笑いとしての才能はそこまでではないなと(ダウンタウン、明石家さんま、島田紳助、小林賢太郎、バカリズムetcと比べて)

 

オリラジも相当早く全国デビューしていましたが、キングコングも全国デビューは相当早かったです

 

それだけ戦略家だったということです

 

そして、今やキンコンの西野さんを「お笑い芸人」という肩書で考えている人は、自分と同じアラフォー世代で、10代や20代はお笑い芸人という認識はないと思います

 

ジャンルは…………なんですかね

 

ジャンルが分からないというところが、キンコン西野さんの戦略でもありますね

 

一時期は『パインアメ特命配布主任』を名乗っていたくらいですからね

 

感性としてのお笑いを愛してやまない私は、どうしても「お笑い芸人キンコン西野」という肩書を切り離せずにいて「革命のファンファーレ」も読むのに躊躇していましたが、SHOWROOMの前田裕二さんと出演していた「徹の部屋」を見て、考え方を変えました。

 

abema.tv

 

前田裕二さんの「人生の勝算」も併せて読むことをオススメです

 

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もはや、キンコン西野さんは「お笑い芸人」ではなく、エンターテイメントを仕掛ける側の人間で秋元康さんと同じような立ち位置であり

 

またトーマス・エジソンと同じベクトルでもあるのかなと

 

ようやく私の中の「お笑い芸人キンコン西野」という肩書(呪い)が取れたので、革命のファンファーレをようやく手にできました

 

西野亮廣著「革命のファンファーレ」

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………やっぱり「お笑い芸人」ではなく「戦略家」「エンターテナー」「発明家」というジャンルの方でした

 

キンコン西野さんの思考のベースに規定概念をどう壊すかがあるのだろうなと

 

お笑いの世界で、デビュー早々に全国で番組を持てたのも、規定概念を壊したものだと思います

 

インターネットビジネスが確立され、規定概念が次々と壊れていく現代とキンコン西野さんはマッチしました(させました)

 

メインは「エントツ町のプペル」と「革命のファンファーレ」をどうやって売っていくか(いったか)を説明した本です


西野さんの戦略に「革命のファンファーレ」が鳴っています

 

本は出版会社にという規定概念を打ち壊し、クラウドファンディングを用いて本の流通を打ち壊しました

 

  • 読者ではなく作り手(共犯者)を増やすことで本を売り上げていく
  • 他人の時間を有効に使う

 

といった、この本に書いてある通りにやれば、たいていのビジネスは成功するんじゃないかと思ってしまうほど、革命的な内容です

 

インターネットを「物理的な制約」を破壊したという話を読んで、ハッとしました

 

アマゾンと本屋さんの違い

 

データで表示するか実際の本を置かなくてはいけないかの違い

 

お金がデータとなった今、お金そのものに価値はなく、お金は信用の対価であると

 

時代はものスゴいスピードで変化しています

 

自分が無思考に受け入れている規定概念はもはや過去の遺物にすぎないものが多くあり、変化していかないことはリスクにしかなりません

 

長いものに巻かれて安心できる時代ではなく、長いものに巻かれたことで巻かれたものと共に身動きが取れずに沈んでいく時代だとしたら、どんなに短くても自分でポジションを取りに行かないといけない時代です

 

インターネットの普及で国民総クリエイター時代に突入したということは、もはや「見る阿呆」は「踊る阿呆」の姿が見えずに、「幻想の踊る阿呆」を追いかけていることになります

 

クリエイターは創造者です

 

私もクリエイターとして全力で「踊る阿呆」になります!!!

 

……というか、自分のメインの職業は映像制作なので、元々クリエイターだった……

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お供にしたいBGMはスーパーカーです

このHIGHVISIONを友達が聞いた感想が「同い年でここまでクオリティーの高いものを作られるとヘコむ」でした

このアルバムは全曲ヤバいです