読書タイムイズマネー

読書で学んだこと体験したことをブログで綴ります

自分を大切に生きたい方に「哲学」を薦めるただひとつの理由

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皆さんの人生は順風満帆で、「今の私は無敵だ」と思っているでしょうか?

 

それとも、人生は苦難の連続で「ライフは残1いつでも崖っぷち」と思っているでしょうか?

 

中国の故事に「人間万事塞翁が馬」という言葉があります。

 

意味は幸福や不幸は予想のしようのない事の例え

 

幸と不幸は相関関係にあります

 

いまがどんなに無敵状態であっても、いつ無敵状態が解かれてピンチに陥るか分かりませんし、いまがどんなに危機的状態であっても、いつ流れが変わり好転するかは分かりません

 

自分が置かれた状況が永遠に続くことはあり得ないのですから

 

ましてや、今の世の中は時代が急流のように早くなっています

 

急流の中を歩いていれば、足元がすくわれたり、流れの早さに動けなくなったりします

 

大切なのは何を支えにするかです

 

そして、その支えが信用に足るかを見極めることです

 

このブログの本題は

 

哲学書に書かれている内容を支えにしましょう!

 

ではなく

 

哲学書を読んで自分で自分を支えるものを作りましょう!

 

 

哲学書を読むための心構え

 

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これまでの人生で哲学書を読んだことがある人はどれくらいいるのでしょうか?

 

読んでみたけれど、内容が難しくて途中で諦めたという人も多くいると思います

 

哲学書が持つ意味から考えても、仕方のないことかもしれません

 

なぜなら、哲学書は万人に通ずる真理を探求している学問だからです

 

といっても、よく分からないですよね……

 

万人に通ずるなら、誰が読んでも分かるような内容でないといけないのでは?

 

という意見も分かります

 

しかし、万人に通じようとすればするほど、読んでいて分からない文章になってしまいます

 

ポイントは抽象化です

 

抽象化の対義語は具体化です

 

文章の内容が具体的であればあるほど、話は分かりやすく文字通り具体的になります

 

地球出身>日本出身>東京出身>新宿区出身>新宿区に住むA夫妻の息子

 

具体的になればなるほど詳細が分かるようになり、想像がつきやすくなります

 

「自分、地球出身なんですよ」

 

って言われて

 

「そうなんですね~」と言えないですよね。。。

 

少し話がズレますが、マーケティングでターゲットを絞るというのは

 

お客さんの存在をより具体的にする作業です

 

ブログを書いている人も記事のターゲットを絞るためには、読み手を具体的にしていくことです

 

テーマを狭めていくというのも同じ原理です

 

ターゲットを絞ったアプローチとは真逆で

 

哲学書は万人に通じなければなりません

 

つまり、できるだけ抽象化された文章で書かれているということです

 

哲学書は難しいというのはその通りだということなんですよね。。。

 

哲学書を読む心構えとは、最大に抽象化した文章で書かれていることを理解することです

 

【抽象化をビジネスに生かしたい方にお薦めの本】

抽象化をビジネスに生かしたいと考えている方にお薦めの本は「アナロジー理論」と「人生の勝算」です

 

「アナロジー理論」は抽象化することの実践方法が書かれています

 

 

【関連記事】

アイデアを出せるビジネスマンになるために必要な思考とは?

 

人生の勝算は電車に乗ると「抽象化ゲーム」をするという前田裕二さんが、どのようにビジネスを成功させてきたのかが書かれています

 

 

【関連記事】 

前田裕二著「人生の勝算」を読んでー人生にやる気を出すために読む本は? 


哲学書は自分を知るための時間

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哲学書を楽しんで読むためには、抽象化された文章を具体的に落とし込んでいく必要があります

 

では、何を用いて具体的にしていくのか

 

答えは、自分の人生によってです

 

哲学とは人生・世界、事物の根源のあり方・原理を、理性によって求めようとする学問。また、経験からつくりあげた人生観。

 

哲学とは「人はどう生きるのか?」を探求していく学問です

 

そして、「どう生きるか」を知るための最高の素材は「自分の人生」です

 

哲学書を読むためのコツは、自分の人生や人生観と「哲学書」に書かれている内容を照らし合わせて読んでいくことです

 

哲学書を読むことは、哲学者の考え方に触れるだけではなく、自分の人生と向き合う行為です

 

※ただし注意が必要です

 

自分の人生と向き合いながら哲学書を読むと共感したり、自分の視点を変えられます

 

ただ、先にも言いましたが哲学書は、最大限に抽象化された文章で書かれているので

ハッキリ言うと、分からないところが多々あります

 

分からないから本を閉じるのではなく、分からないところは流し読みして次に進みましょう

 

メンタリストのDaigoさんが言ってましたが、1冊の本の中で自分に大切なものは7%くらいだそうです
(数字間違っていたらごめんなさい)

 

哲学書だけなく実用書でもその程度しか、本当に役立つことは少ししかないんです

 

哲学書も分からないところは分からなくていいんです

 

自分の人生と哲学書を突き合わせて刺さる分を探しましょう

 

2018年に読んだオススメの哲学書

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お薦めその①【嫌われる勇気】

 

 

めちゃくちゃ今更ですが、アドラー心理学を今年始めて読みました

 

アドラー「心理学」と書いてあるので、嫌われる勇気を哲学と位置付けるのか微妙ですが

 

哲学書の入り口としては、日本人にとって最も入りやすい入り口です

 

日本人は教育で哲学を教わっていないので、哲学とは、人生とはを分かりやすく書いてある本です

 

【嫌われる勇気の詳しい内容】

アドラー著『嫌われる勇気』は日本人が受け入れやすい心理学



お薦めその②【「すべてを引き受ける」という思想】

 

 

こちらは吉本隆明さんと茂木健一郎さんの対談形式で書かれています

 

これも哲学書と分類するか微妙ですが、知の巨人「吉本隆明」さんの話の意図を明確にくみ取る茂木健一郎さんは凄いなと

 

あの方はテレビだとイロモンの雰囲気が漂っていますが、この本を読むと紛れもなく茂木さんも知の巨人です

 

世の中を深く深くまで潜って探し出した言葉は、難しいですが人生にとって大切なギフトです

 

「全人類の知識を集めたら脳という有限も乗り越えられるのではないか」

 

という言葉が印象的でした


お薦めその③【ラットレースから抜け出す方法(タブーの書)】

 

 

アラン・ワッツ著の哲学書です

 

実用書のようなタイトルですが、内容はザ・哲学です

 

自分の知識と経験を総動員して読むことをオススメします

 

ところどころを理解しながら、最後まで読み切ると「エゴ」と「世界」の関わり方が変わってきます

 

エゴという小さく硬い殻に閉じこもっていて、自分は何者でもないと思っている方はぜひ挑戦してみてください

 

【タブーの書の詳しい内容】 

アラン・ワッツ著「タブーの書」を「RPG」と「アンチ」を使って分かりやすく説明する 



自分を大切にしたいあなたへ 

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読書という体験を、知識を得ることだけに留まらせるのは非常にもったいないです

 

読んだ本を自分の血と肉にするためには、日常の行動を読書前と読書後で変えることです

 

全ては自分の経験でしか、本当に有益な情報は得られないのです

 

哲学書を読み、自分なりに理解できるだけでも、素晴らしい成功体験だと思います

 

その成功体験を、さらに有益なものとするには行動あるのみです

 

自分を大切にしたいなら、自分だと思っている存在を殻に閉じ込めるのではなく

 

傷つきながらでも自己を開放し、外側に向かって発信していきましょう!

 

【本好きな方は月額制が大変お得】

kindleunlimitedは月額980円で本が好きなだけ読むことができます!

 

つまり、月に1冊以上本を読む方は、すでにお得です

 

さらに書籍だけでなくマンガも読ちゃいます!!!