学びをより深くするために抑えるべき3つのポイント
大人になってから学ぼうとして、本を読んだり講習会に参加したりする方は
とても前向きで、成長する日々を送っているのだと思います
年を取るほど自由な時間が少なくなり、学ぶ時間を取れなくなるものです
その中で、学びに時間を割けるだけでも、とても意識が高い方なんだろうと推測します
ところで、皆さんはお金について学ぼうと思った時、皆さんは何から学びますか?
自分の興味がある分野からでしょうか?
お金に関してなら投資やFX、将来のために年金についてでしょうか?
何かを学ぼうとする時に、自分が興味のあるものから学ぶことが情熱を維持するためにも大切です
ただより深く学びたい、本質的なことが知りたいという方は
3つのポイントを抑えることで、学びの質が劇的に上がります
これはお金に関してだけではなく、全ての分野に通じることです
ぜひ、より自分をスピーディーに成長させるため、抑えておいてもらいたいです
歴史を学ぶ
何かについて勉強しようとする時に、年を経るほど自由な時間が持ちづらくなります
どうしても具体的な内容を重視するのは仕方ないと思います
歴史を知ったところで、実用的なものが身につかないと考えてしまいます
少しお待ちください
今、実用的だと思われてることは、どういう問題を解決して実用にするに至ったのでしょうか?
また、元々の目的は何だったのでしょうか?
歴史を学ぶということは、現在までどのような試行錯誤を経てきたのかを知ることです
過去を振り返り、始まりからの道を辿ることで、未来への道を想像することができるのではないでしょうか?
お金の歴史を学ぶことで、お金の本質を知ることができ、これからのお金がどうなっていくのか
またどのように付き合っていくことがいいのかを知ることができます
- 佐藤航陽「お金2.0」
- キンコン西野「革命のファンファーレ」
- 堀江貴文「新・資本論 僕はお金の正体がわかった」
などでは、まずお金の歴史が書かれています
つまりは、時代の寵児と呼ばれる方たちは、しっかりと歴史を学び、本質を理解しており、その本質をズラさないアイデアを生み出して活躍しています
本質を知ることで、ブレない自分を作れるのです
上記にあげた著者がお金をどう考えているかというと「お金=信頼」だと同じ捉え方をしています
自分が学びたい分野の歴史を学び、先人たちの思考を学ぶことは、必ず学びの役に立ちます
【関連記事】
佐藤航陽著「お金2.0」を読んでアラフォーは早めにコミットを
堀江貴文著「新・資本論」を読んで学んだこと-常識に囚われるな-
【オススメ本】
一次情報から学ぶ
インターネットの普及により、調べることが簡単にできる時代になりました
昔は図書館に行って、多くの本や資料の中から自分の知りたい情報を探さなくてはいけませんでした
その時代に比べて、スマホで簡単に検索できる時代は便利というだけでなく、実践までの時間を短縮できるようになりました
ただ、インターネットの問題は、本物の情報もあれば、偽りの情報もあります
全てがウェブという同一線上にあるため、自分で取捨選択をしなくてはいけません
便利さの中に甘えていると、偽物の情報を掴まされるので、情報は一度疑ってくらいがいいのかもしれません
ただ、情報が膨大にあるため、取捨選択することに時間がかかり、学ぶ前にヘトヘトになってしまいます
もちろんインターネットから学ぶことも出来ますが、私は本を読むことをオススメします
本は、作者名が明記されていますし、お金を出すことでより慎重になれます
例えば哲学を学びたいなら、プラトンがソクラテスについて書いた本を読んだ方が、誰かがまとめたサイトを見るより、不純物が少なく学べます
百獣の王「武井壮」さんが最も影響を受けた本が「ソクラテスの弁明」だそうです
「ソクラテスの弁明」はソクラテスの弟子プラトンが書いた、哲学の始まりの本です
武井壮さんは、しっかりと一次情報に触れて、自分を変えていったのです
ただ、一次情報の方が難しかったりするんですよね。。。
もし、難しくて挫折してしまいそうなら、いったん一次情報をあきらめて、誰かの説明本を読めばいいのです
それで大まかな流れを知り、再度挑戦すればいいのです
【関連記事】
【オススメ本】
目的を明確にしてから読む
本が好きな人は、本を読むことを目的としてしまいます
本の中の世界と、登場人物を垣間見て、触れる
本を読むことは必ずしも学ぶことだけが目的ではないので、本の中にどっぷり浸かることは決して誤りではありません
むしろ、そんな熱中できる本と出会えることは喜びであります
あくまでも本から何かを学ぼうとする時に、読む目的を明確にすることで、
本に書かれている自分にとって必要なものにアンテナが向かいやすく、学びの感度が上がります
目的を具体的に出来れば、より具体的な学びとなります
例えば、尊敬している人が紹介していた本だから読もうと思った時
尊敬している人が紹介していた本だから読むというよりも
尊敬している人の思考に影響を与えた本なので、その人の思考に少しでも近づくために読むの方が、より具体的な学びになります
後者の場合は、紹介者がどのようなことを考えて読んでいたのかを考えたり、その人の考えと近いものを本の中に見つけられたりします
また、目的を明確にすることで、本を読み終えた後に具体的に動きやすくなります
本は読むことが目的ではなく、学んだことを実践することが目的なのです
【関連記事】
【オススメ本】
まとめ
- 歴史から学ぶ
- 一次情報から学ぶ
- 目的を明確にしてから読む
この3つを抑えることで、学びの質が変わります
「人生の勝算」の著者前田裕二さんは、時間を命を削ると表現されていました
死から逃れられる人はいません
有限な時間を有益に過ごすためにも、学びの質を上げていきたいですね
【関連記事】
【オススメ本】
私は今年55冊の本を読みましたが、途中で思っていたものと違うなと思い、
読むのを止めた本やポイントだけを見て飛ばし読みした本もあります
学ぶ題材そのものを見極めるのは、すごく難しいですし、ある程度、数を打たないと見つけられません
図書館で借りることもおススメしますが、読みたい本がすぐに読めるとも限りません
心から読みたい本以外は、読みたいと思った時でないとモチベーションがドンドンと下がっていきます
限られた時間を有益に使うためにも「kidle ultimate」の月額制・読み放題をご利用することをオススメします
ドンドン本を読んで、琴線に触れる本を見つけ出しましょう!