読書タイムイズマネー

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向井秀徳著「三栖一明」を読んでー天才とは努力の結晶

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向井秀徳著「三栖一明」を読みました

 

 

この本は先月に読み終わっていたんですけどね…すっかりブログに書くのを忘れていました

 

そして、本日ナンバーガール再結成という偉大なるニュースが飛び込んできて、浮かれて過ぎております

 

私、向井秀徳さん及びナンバーガールが青春で、憧れの人物の1人が向井秀徳さんであります

 

他の憧れの人物は高田純次さん、みうらじゅんさんです

 

こういう無重力な感じがする方たちに憧れています

 

現在読んでいる本は「高田純次のチンケな自伝 適当男が真面目に語った“とんでも人生"」です

 

 

この2人に共通するところは、自分が不器用な人生を歩んでいることを知りながら、自分の中の衝動に従って、全力で生きているところです

 

向井秀徳さんのイメージは「天才」です

 

本のタイトルである「三栖一明」はナンバガのデザインを担当している向井秀徳さんの高校時代の同級生ですね

 

この本は「三栖一明」との出会いや仕事っぷりを紹介しながら、向井秀徳さんの半生が語られている本です

 

小学校時代から現在のザゼンボーイズの活動まで、恋愛から学校生活までが赤裸々に語られています

 

三栖一明さんは要所要所で登場しますが、彼がいなければ成り立たない本かと言ったらそうでもなく、なぜゆえに「三栖一明」さんを軸にして語られているのか分からないですが、「天才」向井秀徳氏の考えていることが分かって面白いです

 

感性や感覚を大切にされている方ですが、なんというかそれ以外の人生を歩めない不器用な方でもあるんですよね

 

そして、目の前にある情熱を傾けられるものに全力で傾ける

 

だからこそ、ナンバーガールは実質7年で終止符が打たれたんですよね

 

この本を読んでいて改めてゾッとしたのが、ナンバガがメジャーデビューをしたのが98年なんですよ

 

99年のライジングサンはメジャーデビューからわずか1年後で、2002年のRIJはわずか4年後なんですよ

 

どれだけのスピードで駆け抜けていったのかと

 

その中で、どれだけ向井秀徳さんが苦しみながら曲を作っていったのか

 

努力をしない、情熱を傾けられない人は天才にはなれないし、これだけのものを生み出すことは出来ないんだなと、改めて知ることができました

 

私はずっと「天才」向井秀徳という目で見てきていましたが、この本を読んで「人間」向井秀徳の底の深さ、また浅さを知ることができ、大満足です

 

そして、まさかこの本を読んだ1か月後にナンバガが再結成されるとは!

 

17年の時を経て、音楽がどのように変わったのか?また変わらないのか

 

すべてが楽しく愛おしいです!!!