ちきりん著『「自分メディア」はこう作る!』を読んで「大人帝国の逆襲」を思い出す
ちきりん著『「自分メディア」はこう作る!』を読みました
今年3冊目のちきりんさんの本を読みました
【関連記事】
ちきりん著「マーケット感覚を身につけよう」で自分の価値を見つけよう
ちきりん著「自分のアタマで考えよう」を読んで「思考に無思考な貴方へ」
インフルエンサーというか有名ブロガーは多くいますが、自分がやりたい方向に1番近いのが「ちきりん」さんなのかなと思っています
ちきりんさんと他の有名ブロガーの違いは、自分の売り方かなと思います
キンコン西野さんが「革命のファンファーレ」の中で、国民総クリエイター化というようなことを言っています
確かにメディア側と視聴者側の間にあった、情報発信をする垣根がなくなってきています
マスメディアの代表だったテレビですら、方法を変えないと終焉を迎えてしまうかもしれない時代が来るとは、1ミリも予想していませんでした
【関連記事】
キンコン西野著「革命のファンファーレ」-スマホ時代を生きるために全力で踊る阿呆になろう
テレビを見ないという人は20年近く前にもいましたが、その人たちはナチュラルな生活を志向し、テレビに限らずできる限り電化製品を使わない人たちでした
今は明らかに異なります
テレビがエンタメとしての王道的なポジションをスマホに奪われ、スマホで見るのは有名な芸能人ばかりではなくyoutuberやSNSです
メディアがここ10年で劇的に変わりました
私は15年近く映像制作を仕事にしているので、CMに憧れて育ち、youtuberの映像編集にいい意味でも悪い意味でも驚愕している世代です
現在はネット上で公開している動画を制作していて、昨年の自分が作った動画再生回数を調べてみたら、トータルで65万再生でした
この再生回数が多いのか少ないのかは分かりませんが、youtubeのような巨大なプラットフォームを使わずに、自社サイトのみに載せていたと考えればそこそこ観られたのかなと思います
ただし、これは私個人の力ではなく、サイトの持つ力なんですよね
私は個人メディアとして行っているのは、ツイッター、ブログです
書きたいことが、ジュビロ磐田、本、子育てのことだったので、3つをメディアを分けて書いています
最初は、ブログで稼げないかなと思ってアフィリも頑張っていたのですが、思っていもいないことは書けないということが分かり諦めました
最近は、書くことが楽しいので書いていますし、思ったよりも多くの人が反応してくれ、ツイッター上で議論してくれたりするのが嬉しくて書いています
「自分メディア」をどのように考えるのか
単純にお金が欲しいからや自分を売り込むためにしている人がいていいし
人のためになる有益な情報を発信する人がいていい
人を楽しませることをメインにする人がいてもいいと思います
マスメディアが崩壊しつつある今、重要なのは見る阿呆よりも踊る阿呆になることです
ただ、ウェブでも現実でも忘れてはいけないのは、人として大切なことを失わないことです
ウェブで現実の憂さ晴らしするのは、人として可笑しいですし、逆にウェブの憂さ晴らしを現実でするのもおかしいです
ウェブも現実もどちらも「現実」です
その感覚を忘れないことが必要で、「ちきりん」さんはそこをしっかりと踏まえてウェブ上で活動されていると思います
有名ブロガーさんやネットで有名な人たちに、それほど悪い人っていないのではないかと思います
何を媒体にしようとも、結局は人と人なんです
ビジネスっぽくいうならC to Cなんです
クレヨンしんちゃん「大人帝国の逆襲」で大人たちが感じたノスタルジーは、私はウェブ上でも感じられると思っていますし、現実でも感じられるはずです
「大人帝国の逆襲」で感じたノスタルジーは「人と人の繋がりに温もり」を感じられる懐かしさです
私はネット上でも、人と人が繋がっているということを忘れなければ、いつだって「懐かしい世界」に戻れると信じています
いつだって大切なのは、人として人に関わることなんですよね
人との関わりに責任を持てる人を「大人」というのではないかと
だからこそ、「大人帝国の逆襲」では、人と人との繋がりに疲れた大人が、温もりを求めて子供時代に戻ろうとしたんだろうなと。。。
子供たちのためにも、人の温もりは忘れてはいけませんね
……全く本の内容に触れてないけれど……
そんじゃーね
……最後にちきりんさんに触れてみました……