読書タイムイズマネー

読書で学んだこと体験したことをブログで綴ります

時代に合わせることで初めてスタートラインに立てる

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堀江貴文著「グルメ多動力」を読みました

 

この本を読んだ理由は、知人が経営している飲食が上手くいっていないからです

 

なにかアドバイスが出来ないかと思い、この本を手にしました

 

ネットの普及というのものは、この世にある全ての業種を変えたのだなと
改めて思い知らされました

 

飲食に限らず、いいものを作っていれば売れる時代は終わりました

 

時代に合わせることは全業種のマストであり、飲食も例外ではありません

 

ただ、時代に合わせればいいというわけではなく、あくまでもスタート地点に立ったということです

 

この本をオススメする方

  • 飲食を経営している方
  • SNSを仕事に取り入れたい方
  • 広告の最先端を知りたい方
  • 個人事業主


インスタが飲食を変えた

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ホリエモンが本の中で繰り返し強調していたのがインスタ映えです

 

以前は写真お断りの店もありましたが
今や食事を楽しむよりもインスタにアップするために食べに行くという人がいるので、写真お断りのお店は、時代に合ってないと言えます

 

出される食事が美味しいというのは大前提であり
いかにインスタ映えする盛り付けをするのかが重要です

 

知人の店も、SNSが極端に弱いので、もっと積極的にSNSを意識しないと
スタートラインにも立てていない状況なんだなと分かりました

 

インスタ映えに違和感を持っている人は、時代にコミットできていないということです

 

私もインスタのために、ご飯を食べに行くということには、正直に言って違和感があります

 

ただ、インスタは世界に繋がっており、インスタを見て食べに来る人も多くいることは事実です

 

ならば、インスタから食べに来る客層を逃すのは非常にもったいないです

 

いくら味に自信があるからといっても、お客さんが来てくれないのではどうしようもありません

 

また、ドタキャン対策としてもSNSは有効です

 

なぜなら、SNSはお店とお客さんを直接つないでいるからです

 

直接つながれるということの意味を、客商売をしている方たちはもっと理解すべきです

 

お店のファンを作り、直接つながることが出来れば、これ以上の広告はありません

 

お金をかけなくても、顧客を確保できるのですから

 

事業している方たちは、もはやSNSは必須ツールになっているという前提で商売を始めるべきですね

 

予約が取れない店の特徴

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何年先まで予約が埋まっているお店は「予約ループ」で、顧客が回っているそうです

 

予約ループとは、来店したお客さんがその場で次の予約を取るということです

 

予約をして店に来た方が知人を連れてくる

 

その知人が、その場で次の予約を取って帰る

 

こうして、ネズミ算式にお客が増えていくという仕組みです

 

では、どういうお店が予約困難になるかというと

 

味に徹底的にこだわった店主のお店

 

……では、ありません

 

予約ループを生み出すために、工夫をしたお店です

 

飲食を経営している方は、ぜひ本をお読みください

 


コミュニケーション能力の高さが商売の秘訣

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日本は、特に東京は美味いお店が溢れかえっています

 

その中で、他店と差をつけるには、コミュニケーション能力がモノを言います

 

お客とSNSでつながるためには、facebookなりLINEなりでつながらなくてはいけません

 

これまでのような接客をしていたのでは、お店に来たお客さんとLINEの交換はできないですよね

 

ではどうするのかといえば

お客を巻き込むための仕掛けを作るしかありません

 

スナックが飲食として最強の理由

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キンコン西野さんやshowroomの前田裕二さんも言っていましたが、スナックはAI時代になっても潰れません

 

なぜなら、AIではまだコミュニケーションでお客を呼ぶことができないからです

 

スナックは、うまい酒やうまい食べ物を目当てに行くことはありません

 

場を楽しむために行くのです

 

スナックでしか味わえない体験のために、人はスナックに通うのです

 

これは、何もスナックに限ったことではありません

 

スナックも大きな括りで飲食だと考えれば、他の飲食店でも通じる話ですし

 

人と関わる職業だと考えれば、もっと多くの業種に当てはまります

 

インターネットは人の繋がりを希薄にさせたわけではなく

 より遠くまでより広くつながれるようになったのです

 

私はスナックがこれほど騒がれるようになったのは

 

バーチャルな空間でのつながりだけでなく、現実でも人とのつながりを求めた結果だと思っています

 

ネットで人とつながることにより、より多くのつながりを求めるようになったのです

 

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まとめ

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SNSに対して違和感を持っている方は、まだ時代に合わせられていないので
まずは時代に合わせることから始めましょう

 

受け入れられないと思うのなら、受け入れられない理由を内省しましょう

 

行きついた答えは案外どうでもいいことが多いです

 

現代はかつてないほど時代の流れが速いです

 

SNSに躊躇している間にも、時代はどんどんと先に進んでいます

 

時代にコミットする気持ちがなければ、たった数年で旧時代の考え方になってしまいます

 

ただ、味を極めればいい時代は終わりました

 

時代に合わせるというスタートラインに立ち、未来を予測するのではなく
どのような未来が来てもいいように、時代に合わせ続けていくのです

 

その感覚を身に着けることで、ほんの少し先の未来が見えるようになるかもしれませんね

 

というわけで、私は飲食を経営している知人には次のようなアドバイスをしたいと思っています

  1. SNSを積極的に始めよう
  2. 自分の足でうまい店に行き、どんどんと取り入れよう
  3. 食事を提供するだけではないプラスαを考えよう
  4. コミュニケーションを重視して従業員を採用しよう
  5. 柔軟に対応できる身軽さを身につけよう
  6. 過去の常識に縛られるのは止めよう

書き出したアドバイスは、飲食以外にでも通じますね

 

時代のスピードはこれからもっと加速していくと思われます

 

未来と現代がほぼ同時に来ることも考えられる時代に

 

数年先を見越して修行するのではなく、走りながら修行をして行きましょう


読書のお供にしたいBGM

森高千里さんの曲をチョイスしました

これといって明確な理由はありませんが

自分の中で森高千里さんの作る料理を食べてみたいという

個人的な欲求ですww

 

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