読書タイムイズマネー

読書で学んだこと体験したことをブログで綴ります

2018-01-01から1年間の記事一覧

大森靖子著「超歌手」ー傷だらけの魂をむき出しにして生きるー

大森靖子著「超歌手」を読みました この本を読んで元々あった大森靖子さんのイメージが大きく変わることはありませんでしたが、この方は本当に魂をむき出しで生きているんだなと、改めて実感できました 大森さんは言葉に対する解像度がもの凄く高い方ですね …

箕輪厚介著「死ぬこと以外かすり傷」を読んで盛大に落ち込む

箕輪厚介著「死ぬこと以外かすり傷」を読みました 箕輪厚介さんの職業は幻冬舎の編集者ですが、活動は編集だけにとどまらず、最近ではテレビにも出演し、運営するオンラインサロンで1000人以上のメンバーを抱えるという、現代的というか近未来的な働き方をし…

西野亮廣・堀江貴文著「バカとつき合うな」を読んで

西野亮廣・堀江貴文著「バカとつき合うな」を読みました タイトルの通りに付き合うべきではないバカが書かれていると思って読み進めていくと、著者の戦略通りにハメられてしまいます 悔しい気持ちなどなくむしろ爽快感がありますね 第1章・第2章ではこのお2…

中村俊輔著「サッカー覚書」は人生の指針となる覚書でした

中村俊輔著「サッカー覚書」を読みました この本は中村俊輔選手のサッカーに対する考えや想いが書かれた本です プロスポーツ選手は好きなことを仕事にしている代表のような方たちです 好きなことを仕事にできる生き方は羨ましいと思える反面、やはり勝負の世…

佐藤留美著「仕事2.0」を読んでリアルな現実と認識する必要性

佐藤留美著「仕事2.0」を読みました 表紙の帯にある「1つの会社で一生を終えることはもはや不可能。」という言葉の通り、現在は大企業でも安心できない状況です 主な原因はネットの普及によりグローバルスタンダードになったことです これまで日本企業のラ…

成毛眞著「amazon」を読んで-新世界が開かれている-

成毛眞著「amazon」を読みました 本の帯に書かれている「この1社さえ知ればいい」という言葉はまさにその通りでした amazonをネット通販会社だと思っていると時代に乗り遅れます amazonの企業理念は 地球上で最もお客様を大切にする企業 という、とてつもな…

失敗を恐れなくなるためには分からない自分を認めること

一流の人は例え知っている内容だったとしても、新たな情報が得られるかもしれないので、知っているとは言わずに相手の話を聞くという記事を読みました 自分が知らないということをどれだけ躊躇なく言えるか、分かってるふりをしないかは成長するうえで重要で…

人間は人と人の間に存在しているという意味

「人間は人と人の間に存在している」というのは、コルク代表の佐渡島庸平さんの言葉です 【詳細記事】佐渡島庸平著「WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE」を読んで 人は決して1人では生きられません 肉親はもちろん友達や職場といった環境による影響を受けますし…

吉本隆明著「日本語のゆくえ」を読んで自己について学ぶ

吉本隆明著「日本語のゆくえ」を読みました 吉本隆明さんは詩人・評論家の方です 代表作に『共同幻想論』『言語にとって美とは何か』などがあり、また詩集『転位のための十篇』は幻冬舎の見城徹さんといった著名人に多大な影響を与えている作品です 小説家「…

よしもとばななさんの小説は心の時間軸で書かれた稀有な作品

よしもとばなな著「スィートヒアアフター」を読んでいます 10数年前によしもとばなな作品にハマり、その当時に発表されていた作品はほぼすべて読んでいたのですが、「王国」4部作を最後に遠ざかっていました 今年は本を100冊読むことを目標にしており、100冊…

「自分らしく生きる」という言葉の甘い誘惑

SNSやネットを観ていると、「自分らしく生きる」という言葉がより多く使われるようになった印象です 「自分らしく」という言葉は、時代性のものと言いますか「年功序列・終身雇用制」に誰もが疑いの無かった時代では、あまり使われなかったのではないでしょ…

新時代に”活きる”キャリアは熱すぎるコンテンツ

新時代に”活きる”キャリアは日本を代表するベンチャー社長の3人ーメルカリ小泉文明さん、メタップス佐藤航陽さん、SHOWROOM前田裕二さんが仕事についてパネルディスカッションしたものです 我々が常識だと思っている働き方を改革している3人の話は突き刺さ…

感情的に子供怒らないために必要なたった1つのこと

SHOWROOMの前田裕二さんが、就活時にノート30冊くらいの内省をしたというエピソードを読んで以来、自分もマネをして内省を続けています ノート30冊には程遠いですが、半年ほどの内省でノートは3冊目に突入しました 【関連記事】前田裕二著「人生の勝算」を…

相川圭子著「思った以上の人生は、すぐそこで待っている」を読んで

相川圭子著「思った以上の人生は、すぐそこで待っている」を読みました 相川圭子さんという方は、ヒマラヤ秘教の最高位にあたるシッダーマスターで、現在会うことができるシッダーマスターは相川さんともう1人の2人だけだそうです ヒマラヤ秘教の歴史は5千…

岡田哲也著「で、ほんとはどうしたいの?」を読んで

岡田哲也著「で、ほんとはどうしたいの?」を読みました 岡田さんの本は2冊目で、1冊目は「キラキラな宇宙法則をめちゃくちゃ日常生活に使ってみました」という本のタイトルからしてスピリチュアルな内容のものです 【詳細記事】岡田哲也著「キラキラな宇宙…

情熱大陸「アーティスト・河井美咲」作品よりも娘さんが気になった

10/28放送の情熱大陸「アーティスト・河井美咲」を観ました リアルタイムで観ようと思っていたのですが、子供を寝かせていたらそのまま寝てしまうという…… 一昔前までは見逃した番組を観るのが大変でしたが、今はネットで配信してくれているので、便利な世の…

落合陽一さんの新著はめちゃくちゃ名前は長いけどむちゃくちゃ読みたい本

落合陽一さんの新著「0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる 学ぶ人と育てる人のための教科書」 うーん、タイトルが長い本…… だけでなく、子供がいる身として、社会に生きるものとしてめちゃくちゃ興味のある本です 下記の動画の中で、本人…

家入一真著「お金が教えてくれること」を読んで

家入一真著「お金が教えてくれること ~マイクロ起業で自由に生きる~」を読みました 家入さんの本は2冊目になります 家入さんのイメージは落合陽一さんが言っていたリーダー2.0の典型のような方です リーダー2.0とは、ジョブスのような「俺が引っ張るぜ」的…

佐々木常夫著「40歳を過ぎたら、働き方を変えなさい」を読んで

佐々木常夫著「40歳を過ぎたら、働き方を変えなさい」を読みました 「好きなことを仕事に」や「会社員として働く」「個人として働く」と自分が就職活動をしていた20年前では議論すら起こらなかった「働き方」そのもののについてSNSを中心に議論されるように…

坪田信貴著「人間は9タイプ 仕事と対人関係がはかどる人間説明書」を読んで

坪田信貴著「人間は9タイプ 仕事と対人関係がはかどる人間説明書」を読みました この本を読んだキッカケは、前田裕二さんのラジオに坪田信貴さんがゲスト出演していて興味が湧いたからです この本は、まず9つタイプ分けから自分がどういう性格なのかを知る…

NHK「約束」羽賀翔一×佐渡島庸平2人が描く理想の漫画

10/22にNHKドキュメント「約束」が放送されました この番組は、「約束」するということが、成長していく・生きていく上でいかに大切かをドキュメントで追いかけていく番組です www4.nhk.or.jp 本田圭佑選手の話も取り上げられているので、リンク先の動画のサ…

佐渡島庸平著「WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE」を読んで

佐渡島庸平著「WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE.」を読みました この本の内容は、タイトルの副題にある「現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティ」について書かれています 人は必ず何らかのコミュニティに属しているにもかかわらず、コミュニティに…

情熱大陸「絵本作家ヨシタケシンスケ」を観て小さな幸せの偉大さを知る

10/21の情熱大陸は「絵本作家ヨシタケシンスケ」さんを取り上げていました 私は3児の父親なので絵本について……ビックリするくらい知りません ヨシタケシンスケさんも今回の情熱大陸が初見で、作品も初見でした 絵本は絵が可愛いく、子供の想像力を刺激しそう…

最果タヒ著「星か獣になる季節」を読んで平等とは何かを考える

最果タヒ著「星か獣になる季節」を読みました 最果タヒさんの小説を読もうと思たきっかけは、最果タヒさんが著名人と対談した「ことばの恐竜」を読んで、特別な感性を持っている最果タヒさんが書く小説がどのようなものか気になったからです 【関連記事】最…

高木徹著「戦争広告代理店」は事実と真実の違いを知る良書

高木徹著「ドキュメント 戦争広告代理店〜情報操作とボスニア紛争」を読みました この本はボスニア紛争時に、PR企業がどのような戦略を取り、ボスニア紛争に関心のなかったアメリカの世論を動かし、味方につけていき、世界各国を動かしていったのかが描かれ…

オンデーズ田中修治さんの簡単に行動に移す方法がスゴい

ホリエモンチャンネルの今回のゲストが「オンデーズ社長 田中 修治」さんです オンデーズはメガネの販売をしている企業です オンデーズを田中さんが買い取った時、オンデーズは倒産寸前でした そんなオンデーズを立て直した物語が現在発売中です この方の存…

我々は言葉という呪詛を使って生きている

ただ今、高木徹著「戦争広告代理店」を読んでいます 1992年に始まったボスニア紛争において、アメリカのPR企業がどのように仕掛け、アメリカを武力行使へと動かしていったのかが書かれています まだ2/3ほど読んだだけなので、結論付けるのは早計ではあります…

新卒で会社を辞めることは重要な項目ではないのでは?

Twitterで新入社員がすぐに会社を辞めたことが是か非かという議論が起こっていました 自分に合わなそうだから、入社前に辞めたや入社したその日に辞めたといったことをツイートしていて、その行動を応援する人とその行動に反発する人がいます この議論を見な…

映画「三度目の殺人」の終わり方は是か非か

土曜プレミアムで是枝監督の「三度目の殺人」を観ました 最後まで観た方は、この映画の終わり方をどう思ったのでしょうか? 私は非常にモヤモヤとした気持ちでした 結局、事実なんて言うものは人の思惑が加わることで変わっていくという、ありきたりな結論な…

子供が空手の試合で泣いた日ー熱中するということを学ぶ

長男(小1)が4月から空手を習い始め、先週末に初めて空手の大会に参加しました ビギナークラスが集まった大会だということだったので、運動神経がいい長男ならいいところまで行くのではないかと思っていたのですが、いざ大会が始まってみると白帯をつけてい…