読書タイムイズマネー

読書で学んだこと体験したことをブログで綴ります

会社に依存せずに生きる!ー個人の価値を高めるために必要なことー

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これから時代は

 

ブラック企業と個人収益を上げている人たち

 

この2極化が進んでいくだろうと思います

 

違う言い方をすれば

 

会社に搾取される人と個人を生きる人

 

もちろんブラック企業のように劣悪な環境で働かせる企業は悪いですが、会社に依存する人生も問題です

 

と言いつつ、私が勤めている会社は中小企業で、オーナー社長が無茶ぶりをし、社員が社長のご機嫌をとっている典型的な会社です

 

皆が社長のご機嫌をうかがう理由はただ一つ

 

それ以外に出世の道がないからです

 

私はその中でも比較的自由にやっています

 

というのも、私が映像制作という、社内でも特殊な仕事をしているので、社内に自分の代わりがいないことと、経営陣が映像制作に詳しくないことが理由です

 

ある種、特殊なポジションにいるが故に、比較的のびのびやっていたのですが

 

そろそろ限界ですね

 

ご機嫌とりに嫌気がさした優秀な社員たちが次々に辞めていく現状なのに

 

社内の雰囲気は変わらない、危機感がない

 

もはや時代遅れになっているのに、そのことに気づいている雰囲気がないです。。。

 

実はこのブログ、会社で書いています

 

仕事は仕事としてしっかりとこなしています

 

空いた時間を使ってブログを書く

 

給料をもらいながらブログを書いているので、有益と言えば有益なんですが……

 

バランス感覚に優れた社員は、社長と上手く付き合いながら(それでも自分の時間を削りながら)、自由を手にしています

 

私には3児の子供がいるので、自分の時間が極端に短く、すくない自分の時間をご機嫌取りに割くことは無理です

 

なので、出世は諦めて、自分の価値を高めることにシフトしました

 

 


自分の価値を高めるために

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藤村正宏著『新版安売りするな!「価値」を売れ!』を読みました

 

 

元々、2011年に発売されロングヒットになった本を、2017年に時代に合わせて改訂された本です

  

この本を読んで特に印象に残った言葉は

 

「もはや商品に価値がない」

 

世の中にはすでに素晴らしい商品で溢れています

 

逆に言うと、商品の個性化が無くなってきているとも言えます

 

家電製品やスマホに見た目の大差はなく、細かな差別しかなくなっています

そこで、企業が「価格競争」を仕掛け、安売り合戦が始まってしまう。。。

 

それでは企業が疲弊しますし、日本全体が「安かろう悪かろう」の負のスパイラルに陥ってしまいます

 

必要なことは、商品に価値を求めるのではなく、「売り方に価値」を求めるということです


個人の価値が商売になる時代

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以前、メディアアーティストの落合陽一さんが

 

「会社にいて発明しても、発明者の名前は残らず、会社のものになってしまう。名前を奪われるのはタブーになる」

 

と言うようなことを仰っていました

 

日本人は組織に属する=個性をなくす

 

と考える人が多くいますが、これではいつまでたっても、自分の価値を高めることが出来ません

 

最近、話題になっている本に「ブランド人になれ!」があります

 

 

サラリーマンでありながら、ツイッターを炎上させる田端さんは、日本の古き「企業戦士」の考え方をぶち壊しています

 

幻冬舎編集者の箕輪さんも同じですね

 

会社に雇われる身ではなく、個人の価値が会社に利益をもたらす時代になっています

 

サイレントマジョリティーでいればいるほど、時代に取り残されて行きます

 

時代に取り残されるということは、いつまでも組織に依存した生き方をしなければいけないということです

 

SNSが広まり、誰もが簡単に自分を発信できる時代になりました

 

つまり、誰もが個人の価値を高められる時代になったということです


好きなことを仕事に取り入れる

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私は今の時代「お互い様」の精神がどんどんと失われている気がします

 

マスメディアだった時代、均一化が経済成長戦略だった時代は、価値観の共有が今よりも簡単にできました

 

皆が見ているもの、働き方が同じなら当然ですよね

 

今は、マスメディアの力が弱まり、終身雇用制度も崩壊しました

 

世界全体が多様化しています

 

自分の価値観と隣の席の人の価値観が全く違うことも当たり前です

 

そんな時代に、自分のアイデンティティを守るために、「お互い様」の精神が失われているのかもしれません

 

そんな世界はとても悲しいですね。。。

 

多様性の時代は、より個性を発揮できる時代です

 

自分が好きなことを発信することで、価値観が同じ人たちが集まり、コミュニティが生まれる時代です

 

これまでのように不特定多数に対してメッセージを発信する必要がなくなりました

 

狭くても深いコミュニティ(ファン)を獲得できれば、そこで商売ができるのです

 

「安売りするな!「価値」を売れ!」には、好きなことを取り入れ、個人の価値を上げて成功した例が数多く載っています

 

これまで当たり前だと思っていた価値観を壊すことは勇気がいります

 

ただし、5年前の価値観が通用しない時代では、ひとつの価値観に固執することがリスクです

 

FacebookのCEOマーク・ザッカーバーグも

最大のリスクは、一切のリスクをとらないこと。非常に変化の早い世界で、唯一失敗が保証されている戦略はリスクをとらないことだ。

と言っています

 

これまでの当たり前が当たり前でなくなる時代では、好きなことをせずにいることが、最大のリスクなのです

 

自分が熱量を込めて伝えたものには、共感が生まれます

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現代は、自分自身が熱狂すれば、共感を得られる時代なのです

 

いつまでも、自分に合わない企業で、やりたくもない仕事をするくらいなら、思い切ってみるのはいかがでしょうか

 

この言葉を1番言って聞かせたいのは、自分なんですけどね。。。

 

といっても、映像制作の仕事はやりたくてやってる仕事ですよ

 

 

 

『安売りするな!「価値」を売れ!』は漫画版も発売されています

 

 

 

ただ今、アマゾンで3冊まとめ買いをすると最大8%ポイント還元中!

 

【併せて読みたいオススメ本】

     

 

お供にしたいBGM

欅坂46のサイレントマジョリティーを選びました

この歌詞は、現代を生きにくいと感じる全ての人に捧げます

 

君は君らしくやりたいことをやるだけさ

 

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