失敗を恐れなくなるためには分からない自分を認めること
一流の人は例え知っている内容だったとしても、新たな情報が得られるかもしれないので、知っているとは言わずに相手の話を聞くという記事を読みました
自分が知らないということをどれだけ躊躇なく言えるか、分かってるふりをしないかは成長するうえで重要です
物事を知らないということは決して恥ずかしいことではありません
分かった振りをしたり、自分は分かっていると思うことの方がよほど恥ずかしいです
「ソクラテス以上の知者はいない」デルフォイの神託であった。彼はその意味を解明するために,世に知者と呼ばれている人たちを吟味して歩いた結果,彼らの方は〈何も知らないのに知っていると思い込んでいる〉のに対して,彼のみがみずからの無知を自覚している,すなわち〈無知の知〉という一点において相違していることに気づいた。
自分が何も知らないことを知っていることを自覚しているがゆえに、ソクラテスは知者であるという言葉です
大人になるにつれて分かっているという態度をついしてしまいます
主な原因はプライドの高さだと思います
今の自分を守るために、知らないことでも分かっているふりをする
このプライドが自己の成長を止めてしまいますし、チャンスを逃しています
自己保身のためのプライドは捨てる
堀江貴文著書「多動力」に「恥をかくほど自由になれる」という言葉があります
自己保身のためのプライドは、人の目を気にしすぎているということです。自分がどういう風に見られているかという他人の評価を気にしすぎている
恥をかいてプライドを捨てられれば、他人の評価に振り回されることなく自分らしく生きられるということです
また、分からないと思えるから、知ろうとするモチベーションになります
行動力を身につけるためには、信念も大切ですがそれよりも好奇心を持つことが動機になります
子供はまさに好奇心の塊です
大人のように二の足を踏んだり、明日の事を考えることはありません
目の前に興味のあることがあれば突き進みます
子供にとってこの世界は未知のものの方が多いです。分からないことを恥ずかしいなどと思いません
だからこそ、子供はぐんぐんと素直に吸収して成長していきます
大人は自分の世界の限界を勝手に決めてしまうので、子供のように未知のものに対して恐怖心から二の足を踏んでしまうことが多いです
世の中、知らないことだらけで分からないことだらけだと思えること
そして、実際にこの世はいくら年を取ろうと知らないことだらけで分からないことだらけです
zozoの田端信太郎さんは著書「ブランド人になれ」「パンツを脱げ」といっています
この言葉もプライドを捨てられるかということだと思います
自分をさらけ出すことが大切だという言葉ですね
自分を守りたければ、自分をさらけ出すことが大切です
逆説的に聞こえますが、守ろうとしている自分は今の自分であり、さらけ出すことで今の自分を自身で受け入れることになります
子供を愛することは子供をありのままに受け入れることです
自分をさらけ出すという行為は、ありのままの自分を受け入れるということです
つまり、自分で自分を愛するという行為なのです
自分をさらけ出すには、分からないことを分からないとする
そして、興味があるなら少しでもわかるように学ぶことです
学ぶ姿勢に大きな差が生まれる
分かっていると思っている人と分からないと思っている人では学びの姿勢や量や質に大きな差が生まれます
分かっていると思っている人は、何かの本を読んでも分かっている部分を探します
分かっていないと思っている人は、自分にとって未知の部分を探して学びます
同じ本を読んでも大きな差が生まれるのは当たり前です
何か物事を始める時でも、分かっていると思っている人は、自分の経験や知識の中から答えを探そうとします
分かっていないと思っている人は、外側から知識を求めて答えを探し出そうとします
大人になるにつれて生きる経験値が増えていくため、過去の成功体験や過去に得た知識の中にも、それらしい答えが見つかるため過去の体験をもとにしてしまいがちです
なぜなら、その方が成功の可能性が高まるという根拠になるからです
それでは新しい体験もできませんし、成長も出来ません
分かっていないと思っている人は、より最新の知識や情報を取りに行って、常に自分の中でアップデートを繰り返していきます
時代の先端にいる人たちは、自ら先端の情報や知識を取りに行って、行動しているのです
分かっていると思っている人は自分の経験の中に答えを求め、分かっていないと思っている人は外側にある知識を得て答えを求めようとします
どちらの方がより可能性が広がるかというと、もちろん外側にある知識を得る人たちです
失敗を恐れなくなる
失敗することが怖いと思っている人たちは、一度なぜ自分が失敗を怖がっているのかを見つめなおすのがいいと思います
深掘りしていくと案外こんなことが原因だったのか!と思い当たると思います
子供時代のエピソードをどれほど話せるのかって結構重要だったりします
記憶は勝手に書き換えられてしまい今の自分に都合のいい記憶に入れ替わったりします
実は失敗を恐れる原因が親から認められなかったエピソードだったりします
成功者の話を聞くと、子供時代のエピソードがすらすらと出てきます
これは、自分を内省し自分を正確に知ろうとする努力をしているからだと思います
親から怒られたエピソードだったり、失敗を受け入れられなかったエピソードが原因だったりします
年を取るにつれて記憶は薄らいでいきますが、トラウマは消えることはありません
自分が失敗を恐れたり、他人の目を気にしすぎると思っている方は、ぜひ子供時代をできるだけ正確に思い出してみましょう
他者にさらけ出す必要はないかもしれませんが、自分自身を知ることはとても大切です
自分を知ることで、囚われていたことから自由になれます
- 自分は自由な存在であることを知ること
- 分からないことを分からないと認めること
この2つを意識することで、自分というものを少しでも知ることが出来れば、得意なこと苦手なこと、出来ること出来ないことが分かり、今自分がやることが見えてきます
失敗を恐れる気持ちは誰にでもあると思います
過剰に恐れるあまり身動きが取れなくなるようでは、人生は有限なのでとてももったいないです
失敗を恐れず行動し、成長するためにも分からない自分を認めましょう!
多動力は耳からも読めます
多動力はamazonのAudibleというサービスを使えば、音読を聴いて読むことが出来ます
耳で取り入れる音は人の声というアナログも同時に取り込めるので、アナログに変換するという作業が無くなる分、ダイレクトに記憶と直結します
耳で聴く読書のサービスでオススメがAmazonのAudible(オーディブル)です
Amazonの黎明期を支えたのが、本屋さんでは扱えないマイナーな本たちだといいます
自分たちの会社を支えてくれた本に対するAmazonの想いはいかほどか
このAudileで明らかになるのではないかと思います
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