松井昭仁著「土日社長になっていきなり年収+96万円稼ぐ法」を読んで
松井昭仁著「土日社長になっていきなり年収+96万円稼ぐ法を読みました
著者は副業という言葉が嫌いだそうです
この本は、副業として稼ぐ方法ではなく、あくまで起業のための準備として土日社長をしてスタートし、流れに乗ったら本格的に経営することを薦めています
これまで起業したことがなく、経営目線を持っていない方は土日社長をすることで、「雇用者脳」から「経営者脳」に変えられることが大きいと言っています
土日社長で生活できるほど稼がなくても、また失敗しても経営者の視点を手にすることで、本業にも役に立つと
人は自分の目でしか世界を観られませんが、視点は複数持つことができます
多角的な視点を持つことで、これまで見えなかったものが見えたり、新たなアイデアを生み出すことができます
世界って視点が変わるだけで劇的に変わるんですよね
この本も起業したいという方だけでなく、サラリーマンは視野を広げるという意味でもぜひ読んでもらいたいです
この本を読んでいる時に同時に下記の本を読んでいました
「ビジネスフォーパンクス」という本で、クラフトビールでビール業界を変えた企業のパンク精神に則った経営法が紹介されています
こちらはなかなか尖った内容といいますか、かなり過激な宣伝をしたり逆張りで業界を変えたりと、パンクらしいやり方が紹介されています
この本に比べたら「土日社長~」は手堅いやり方のように見えますが、実は起業し経営していく上で大切にしている部分は同じなんですよね
- キャッシュの大切さ
- コンセプトの大切さ
- 誰もいない道を進む大切さ
土日社長もパンクの精神も起業~経営の本質は変わらず、どちらの本も本質を捉えているということなんだと思います
著者の場合、ブログ黎明期からブログを毎日更新してあるブログランキングで1位になったことが独立のキッカケと言っています
起業でもなんでも基礎を徹底するというのは大切です
パンク精神でもキャッシュフローや経営学については徹底的に学んだといいます
成功の秘訣は
- 基礎をしっかり学ぶ
- 行動力を上げる
- 信念を貫く努力
基本をどれだけしっかり出来るか、社会人になってから意外と疎かにしてしまうところです
成功するための近道はなく、王道をどれだけ信じて真っ直ぐに進めるかが大切なんだなと、改めて気づかされました