堀江貴文著「ハッタリの流儀 ソーシャル時代の新貨幣である「影響力」と「信用」を集める方法」
堀江貴文著「ハッタリの流儀 ソーシャル時代の新貨幣である「影響力」と「信用」を集める方法」を読みました
堀江貴文さんことホリエモンの著書は、基本的に書かれていることは終始一貫していて、切り口の違いにより読者に刺さる部分を変えています
「ハッタリの流儀」に関して言えば、ハッタリという切り口から書かれているもので、内容をザックリと説明すると、出来るか出来ないか分からない事でも、「出来る」と言い切り、走りながら辻褄を合わせていけというものです
他者にツッコミを入れている時間があるなら、盛大なボケをかまして、その発したボケに対して熱狂する姿を見せることで、ボケに近づく姿を見せていくことで、「影響力」と「信用」を得ていく
ホリエモンでいうと、安価な民間ロケットを飛ばすと言い切り、実際にロケットを飛ばすというものです
ハッタリとは無謀な夢を掲げて、その夢を実現させていく姿を発信することで人を巻き込んでいく
誰かに対して「ツッコミ」を入れるのではなく、自分自身が行動する(ボケる)方が今の時代は圧倒的に得だと言っています
好きな事に熱狂し、その熱が人を巻き込む
注目を集めている人たちは、無謀とも言える夢を公然と言い放ち、夢を現実にするべく日々の努力をして行く
動いたもん勝ちというのがホリエモンの終始一貫した主張です
ボケるというくらいなので、最初はバカにされるくらいがちょうどいいと
予定調和の夢では熱狂は生まれないし、人を巻き込む熱が生まれない
とにかく動け
これはハッタリの流儀だけでなく、多動力でもゼロにも書かれていることです
ホリエモンの本を読んだことがない人はタイトルから一番気になるものを読むのがいいのかなと思います
ハッタリの流儀に関しては、プレゼンにおいてのハッタリのかまし方が書かれているので、営業やこれから事業をしたい人にはオススメです
そして、この本にはさらなる実験がなされており、光本勇介著「思考実験」で始めた本を購入後にマネタイズポイントを持ってくる
本の最後にQRコードがついていて、そこからある種のクラファン的なものにアクセスできるようになっています
個人的にこの本を書いた理由は、本の中身よりもこの実験をしてみたかったからなんじゃないかと
本の内容の濃さならば、「ゼロ」や「多動力」の方が濃いです
上記の本はどちらもAudible (オーディブル) - 本を聴くAmazonのサービスで聴くことが出来るので、通勤中なんかに耳で聴くのもいいのかなと思います
人には視覚で刺さる人と聴覚で刺さる人がいるようなので、読むのが苦手な方は読書を目でするものではなく、耳で聴くものにすることで効率がグッと上がるのではないでしょうか
もちろん「ハッタリの流儀」もさらっと読めるページ数なので、ホリエモンの本をまだ読まれていない方には入りやすいのかなと思います