読書タイムイズマネー

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落合陽一著「人再興戦略」-天才が掲げる日本の未来に期待を持つための再興戦略ーその2ー

落合陽一著「日本再興戦略」を読みました

 

これからの日本をどう生きていくのか、世の中を見てみると期待よりも不安の方が大きい人たちが多いように思います

 

漠然とした不安ってやつですね、芥川龍之介さんの言葉を借りるなら

 

私は決してポジティブ思考ではないですが、未来に悲観はしていません

 

不安も大きくはないです。それは落合陽一著「日本再興戦略」を読んだからです。。。

というわけではなくて、分かったふりを止めたことが大きな要因ではないかと思います

 

世の中を分かったつもりでいると、不安に絡め取られるのだと思います。

 

なぜなら、本当は分かっていないから

 

何事も分かっていないという前提に立って世の中を見てみると分かろうとするので、色々と自分で調べたり行動したりします

 

その学ぶ、行動するということが大切なのだと思います。全く動かないで、未来を思ってもそりゃ不安になりますよ

 

というわけで、「日本再興戦略」を読んだ感想を

 

かなり中身の濃い本なので、2回に分けて紹介します

 

【前編はこちら】
天才が掲げる日本の未来に期待を持つための再興戦略

 

第2回はより具体的な未来の話を

 

 

高齢社会における日本の立ち位置

 

落合陽一さんのスタンスはテクノロジーで日本をアップデートするというものです

 

高齢社会は労働者がいなくなり、日本の経済が回らなくなるのではないかと危惧する声がメディアを騒がせていますが、少なくなった労働力をテクノロジーで補うことができると

 

そして、高齢社会の先進国である日本は、この分野において先駆者になれると言っています

 

悲観的な考えをするのではなく、どんな状況においても突破口はあるということです

 

介護にテクノロジーを取り入れられれば、少なくなった労働力を補えるし、なによりも高齢者がより快適な暮らしができると

 

私が落合陽一さんの考えに賛同するのは、誰もが住みやすい社会を目指しているところです

 

かなり前から勝ち組、負け組という言葉が世の中に出てきましたが、社会にコミットできないから負け組なのではなく、この言葉はお金に関わることが大部分を占めている言葉なのだと思います

 

拝金主義が生んだ言葉だと言い換えてもいいと思います

 

自分が勝ち組になれないからリスクを負わずに安定した生活を求めるというのは、決してなしではありませんが、それなら勝ち組と言われている人を羨む必要もないですし、お金がもっと欲しいということも言わなければいいのです

 

それ以上に、お金ではない幸福を手にすればいいのだと思います

 

相対的な幸福は、本当の幸福ではありません

 

いかに自分の幸福を求めるかがこれからの時代です

 

話がズレましたが、高齢社会をどう切り抜けていくのか、チャンスと捉えるかピンチと捉えるかは、結局はその人次第だということです

 

5Gが世界を一変させる⁉

 

2020年から5Gに変わります

 

5Gの可能性はかなり大きく世の中の基本的なものが大きく変わるのではないかと言われています

 

その内の1つが自動運転の技術です

 

運転を能動的か受動的かのどちらかというと、受動的な面が大きいです

 

もし移動中に運転をしなくてよくなれば、移動時間も他のことに当てられますし、渋滞でのストレスもなくなります

 

自動運転が当たり前になり、5Gのインフラが進めば移動という概念が変わるのではないでしょうか

 

移動中も好きなことができて、5Gでより大きく繋がれる時代は、想像が難しくはありますが、時間と空間の概念が大きく変わる楽しみなイベントです

 

自動運転以外にも、5Gによりデバイスがスマホからグラスのようなものに変わるのではないかと言われています

 

これにより、画面がなくて空中に映し出せるようになるため、3Dやホログラムといった技術が当たり前になってくる時代がやってきます

 

つい最近までSFの世界でしかあり得なかった技術がすぐそこまでやってきています

 

私はアラフォーなので、子供の頃はインターネットがありませんでした。初めてインターネットを触ったのは大学生になってからです

 

インターネットを触ってから20年が経ちますが、この20年でインターネットはものすごい速度で進歩しています

 

ガラケーからスマホへの変化でもものすごく大きな変化でしたが、さらなる大変化が起ころうとしています

 

この変革の時代に生きられていることにワクワクしています

 

【関連記事】
2020年に4Gから5Gの時代へ 携帯端末が大幅に変わる!?  

 

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仮想通貨の時代になれば

 

仮想通貨がこれからどのような進化を遂げていくのかも注目です

 

落合陽一さんは仮想通貨が日本最高戦略に欠かせないものになると言っています

 

仮想通貨が地方で当たり前のように使われるようになれば、中央集権化が地方分業化に繋がります

 

地方が独自の通貨を発行し、面白いことをするようになれば、おのずと人が集まり、応援したくなる地方自治体が出てきます

 

選挙に関心を持てない人たちが多いのは、選択肢が狭すぎることと、選挙で選ぶ権利があったとしても、結局は政府が何をしているのか可視化出来ていないことだと思います

 

それが、地方がもっとわかりやすいプランを立ち上げて応援してくれと仮想通貨を発行すれば、今以上に政治に参加できるようになりますし、興味を持つ人も増えてくるのではないでしょうか

 

現代の資本主義と民主主義をアップデートしより最適化した社会を目指すことが、日本最高戦略のキモです

 

まとめ

 

私は「お金2.0」や「日本最高戦略」を読むまでは、世の中の仕組みは当たり前に存在するもので、そこを変えていくことなんて考えたこともありませんでした

 

息苦しい世の中であるのは、仕組みが世の中とあっていないことがありますし、自分の環境そのものがあっていないということもあります

 

日本再興することも、自分の周りを再興することも、自分が勉強し、考え、実行しなければ出来ません

 

枠組みを当たり前のものとするのではなく、枠組みすらもアップデートできるのです

 

人間関係や環境で悩んでいる人は、その状態を当たり前のものとするのではなく、いかにポジティブに変化できるのか、そのために何をすべきなのかを考えて生きていくということが重要なのではないでしょうか

 

常識はその時の常識であって、それすらも状況が変われば変わるものですから

 

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