読書で人生を10倍豊かにできる!できる人は読書をする
人生を豊かにするために皆さんがしていることは何でしょうか?
- お金を稼ぐために仕事に精を出す
- 自分の時間を充実させるために趣味に生きる
- 恋人と過ごす時間を大切にする
- 家族との交流を最優先事項にする
どれも人生を豊かにするために正しい行動だと思います
自分の信念に沿って行動する人は、しっかりと自分の時間を生きているので
人生を豊かに過ごせているはずです
そんな人生をより豊かにする方法があるとしたら?
人生を10倍豊かにするために必要なことは
ずばり読書です
読書に対する認識が変われば、充実した人生を送っている人はより充実できます
今の自分を変えたいと思っている方は読書で人生を変えられます
なぜ読書が人生を10倍豊かにできるのかをこれから説明していきます
人はなぜ学ばなければならないか
学ぶのは子供であり学生時代であって、大人は学びではなく実践していく段階
本当にそうでしょうか?
人生100年時代に突入した今、人生の折り返しが50歳なります
30代・40代はまだ人生の前半であり、40歳までは学びの時期なのです
また、学生時代の学びは自らの意志で学んでいたわけではなく、
学生だから仕方なく授業を受けていたという人も少なくないと思います
私は完全に学校の授業をイヤイヤ受けていました
大人になってからの学びは、誰かに強制された訳ではなく、自らの意志で行うものです
また、学生時代の決められた範囲での学びと違い、学べる範囲は広大で何を学ぶかも自分で決めなくてはいけません
仕事・趣味・恋人・育児といった、必要に迫られた学びもあります
もちろん現実に即した学びも大切ですが、
齋藤孝さんは「人はなぜ学ばなければならないか」の中で
学びの目的は、「自己の成長」
だと言っています
そのために、東西の哲学を学ぶことを推奨しています
ギリシャ哲学のソクラテス~孔子といった人類の叡智を学ぶことで、自分にはなかった考え方や生き方を学ぶことができます
また、齋藤崇さんは著書の中で、「思考における多様性の森」を育てることが大切だと言っています
多様性の森とは、1人の1つの考え方に傾倒することなく、多種多様なものの考え方を学び、1つの思考の木を育てるのではなく、様々な考え方の木々を育てて森にするということです
そのためにも、多くの思考方法に触れることが大切で、そのためには読書が最適だと言っています
本は、現代の知識人の考え方も100年前の知識人の考え方も学ぶことができます
ソクラテスも孔子もキリストも仏陀もニーチェもアドラーも落合陽一も本ならば同一線上で学べることは大きなメリットです
人は死ぬその時まで成長できるのです
成長が出来なくなるのは、自ら成長を止めた時です
一生を学びの場とすることで人生を積極的に生きられるようになります
実行動だけじゃなく読書を通じて人類の叡智を手にしましょう
オススメ本
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常識から抜け出すための読書術
苫米地英人著「40歳から「差がつく」生き方」では、常識に捕らわれずにいることの大切さが書かれています
- 会社内のなんとなくある習慣
- 皆がそうしてるからと行っている習慣
それらをおかしいと思うなら、やらないという生き方
現在の常識が正しいと限らないから、自分で考えて行動する
そんなノット・ノーマルな生き方だからこそ、常識的に生きている人たちが体験し得ないようなことが体験できる
常識の範囲内でいることは、大多数の中にいられるということです
特に日本人は目立たない生き方を教えられてきました
それは誰かが決めた常識であって、その常識に従うことを決めたのは自分です
自身で常識を決める強さを手に入れるために、圧倒的な知識が必要だと言っています
また、40歳までは知識を学ぶために費やすべきだとも
苫米地さんが推奨していたのは、世界各国の新聞をピックして隅から隅まで読むこと
日本の新聞も一社ではなく何社も読んで、知識を偏らせないことです
この考え方は、齋藤孝さんの「多様性の森」に近い考え方です
知識の出所を1つに絞らずに、複数から手にして、自分のものにする
各国の視点を持って、各偉人の視点で見ること、そうすることで自分以外の視点から物事を判断できる
目標とするゴールは自分の感覚の外側にあるのだから、自分だけの視点ではゴールには辿り着けないのです
読書をすることで、自分以外の視点を手にすることができます
オススメ本
【関連記事】
読書で複数の人生を体験し、他人を想う気持ちを育む
幻冬舎の見城徹著「読書という荒野」を読み、とても悔しい気持ちになりました
見城さんの圧倒的な感性や圧倒的な努力を読まされて、自分がどれだけ底が浅い人間なのかを突き付けられます
読書とは
自分とは違う人生を体験できるもの
だと言っています
小説を読み、過酷な環境の主人公に出会って、自分がいかに生ぬるい環境にいるかを思い知らされる
人間の闇をえぐり出した小説を読んで、自分の中にある闇と向き合い、血まみれになりながら人生を歩んでいく
小説を自分とは違う人生の物語という認識で読んでいた自分が恥ずかしくなり、また小説家を目指す人間として、自分の人間性の薄さを実感しました
見城徹さんは、読書を通じて多数の人生を自分の事として向き合い、実人生において、他者との関りにおいて活かしているのです
フィクションを空想の産物だと、どこかで考えていた自分は徹底的に打ちのめされました
見城徹さんにとって読書とは知識を得るものではなく、自分とは違う人生を体験して、自分の人生に活かすことです
本の中の主人公を通して、作家の人生を取り入れ、作家の表に出したくないものをえぐり出すことによって、みんなが読みたい本を作る
見城徹は、一度きりの人生で数えきれないほどの人生を送っているのです
その人生は、決して幸福なものばかりではなく、絶望も希望も、愛も憎しみも、聖人や極悪人の人生も体験しているのです
体験した後で、改めて自分の人生を振り返り、反省し、後悔し、血だらけになりながら立ち上がり突き進んでいるのです
人生を10倍豊かにするためには、これまで以上の幸福を手に入れるのではなく
読書を通じて、実人生の10倍の体験をし、経験豊かな人生を歩むということです
数多くの体験をすることで、他人の気持ちが分かるようになり、濃密な人間関係を築き上げていく
たった一度の人生を自分の視点だけで終わらすことが、どれだけ勿体ないことか
自分にはない感性を身に着けて、自分の外側にあるゴールを見定めるために
そして、死ぬときに後悔しないように
読書を通じて豊かな人生を手に入れよう!
オススメ本
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