読書タイムイズマネー

読書で学んだこと体験したことをブログで綴ります

マルコム・グラッドウェル著「天才! 成功する人々の法則」を読んで

マルコム・グラッドウェル著「天才! 成功する人々の法則」を読みました この本は「才能」とは何か?が書かれている本です 才能と言うと、生まれながらに持ち合わせた能力と思っている方が多くいると思います もちろん、天賦の才があることは事実でありますが…

ローレンス・J・ピーター著「ピーターの法則」を読んで

ローレンス・J・ピーター著「ピーターの法則」を読みました この本には、人は出世をしていくとある段階で人は有能から無能に変わるということが書かれています つまり、出世をすることで必要な能力が変わっていき、自分が不得意な能力を発揮しなくてはならな…

茂木健一郎・高田純次著「裏切りの流儀ーあらゆることはバランスで成り立っている」を読んで

茂木健一郎・高田純次著「裏切りの流儀ーあらゆることはバランスで成り立っている」を読みました 自然体な印象のお2人による対談本です タイトルの裏切りの流儀とは、高田純次さんが舘ひろしさんに「お笑いとは?」を聞かれた時に、「お笑いは裏切りだ」と答…

エスターヒックス・ジェリーヒックス著「引き寄せの法則 エイブラハムとの対話」を読んで

エスターヒックス・ジェリーヒックス著「引き寄せの法則 エイブラハムとの対話」を読みました 「引き寄せの法則」と聞いて、どのような印象を持つでしょうか? 胡散臭いと思う方も多くいると思います 自分はこのようなタイプの本は、一般的な実用書と抱き合…

キンコン西野著「新世界」を読んでエンタメの在り方を考える

キンコン西野著「新世界」を読みました これでキンコン西野さんの本は4冊目ですかね 新たな本を読むたびに時代がアップデートされて行きくのが面白いです 第1章「貯信時代」と第2章の「オンラインサロン」はこれまでにも語られてきた内容が多くありましたが…

日下公人著「お金の正体」を読んで、男女平等社会とは何かを想う

日下公人著「お金の正体 日本人が知らないお金との付き合い方」を読みました 個人的な今年の目標に「お金」についての解像度を上げるというものがあります 当たり前に使っているものほど、深く考えないものです なぜなら、当たり前に使えるから お金は子供の…

藤原和博著「本を読む人だけが手にするもの」を読んで

藤原和博著「本を読む人だけが手にするもの」を読みました 2017年の年末に、「月に7冊の本を読むと日本の読書量上位4%に入る」という記事を読んで、4%に入るってどういう感じだろうと読書に力を入れ始めました これまでは、小説はかなりの量を読んできまし…

岩井俊二著「ラストレター」を読んでー涙が溢れるラストー

岩井俊二著「ラストレター」を読みました 岩井俊二さんは私が最も尊敬する映画監督です 最も好きな映画は「Love Letter」です Love Letter(プレビュー) このオープニングを何度繰り返し見たか分かりません 映像の美しさ、物語の構成力、どれをとっても完璧…

「高田純次のチンケな自伝 適当男が真面目に語った“とんでも人生"」を読んで

「高田純次のチンケな自伝 適当男が真面目に語った“とんでも人生"」を読みました 高田純次さんと言えば「平成の無責任男」や「適当男」というあだ名がつくように、無重力空間のように重さがなく、自由に軽く生きているというイメージでした 高田純次さんのよ…

向井秀徳著「三栖一明」を読んでー天才とは努力の結晶

向井秀徳著「三栖一明」を読みました この本は先月に読み終わっていたんですけどね…すっかりブログに書くのを忘れていました そして、本日ナンバーガール再結成という偉大なるニュースが飛び込んできて、浮かれて過ぎております 私、向井秀徳さん及びナンバ…

高野登著『「また、あなたと仕事したい!」と言われる人の習慣』を読んで

高野登著『「また、あなたと仕事したい!」と言われる人の習慣』と「品格を磨く」を読みました 高野登さんは、ホテルマンとして高級ホテルで働き、リッツカールトンに勤めていた時は、日本の支社長をやられていた方です 高級ホテルなので、滞在する人は超一流…

松井昭仁著「土日社長になっていきなり年収+96万円稼ぐ法」を読んで

松井昭仁著「土日社長になっていきなり年収+96万円稼ぐ法を読みました 著者は副業という言葉が嫌いだそうです この本は、副業として稼ぐ方法ではなく、あくまで起業のための準備として土日社長をしてスタートし、流れに乗ったら本格的に経営することを薦めて…

自分らしく生きるを突き詰めると利他的になる

自分には4人の子供がおり、子育てで大切にしていることは、子供たちが自分らしく生きるためにはどうしたらいいか?です 親の自分が自分らしく生きるを実践できていなければ、子供たちに教えることができないと思い、昨年から自分らしく生きるとは何か?を学…

坪田信貴著「才能の正体」子育ての呪術を打ち消す良書

坪田信貴著「才能の正体」を読みました ビリギャルで有名な坪田さん 絶賛子育て中の身としては、どうしても親としての観点から読んでしまいます 子育て中の方はもちろん生きることを苦しいと感じる方にも、ぜひ読んでもらいたい本です 本の内容はタイトル通…

川上量生著「コンテンツの秘密 ぼくがジブリで考えたこと」を読んで

川上量生著「コンテンツの秘密 ぼくがジブリで考えたこと」を読みました 川上量生さんの本はこれで2冊目です 1冊目は「ルールを変える思考法」というタイトルで、最終的な結論が、人類は脳が縮んでいき、最終的にはミトコンドリアになるという話で締められて…

明石ガクト著「動画2.0」衝動に突き動かされる

明石ガクト著「動画2.0」を読みました 本の内容はタイトル通りに「動画」について語られています 「映像」と「動画」の違い、映像の歴史、マネタイズの方法、また具体的な動画を制作する手法まで…… 動画を制作したい方はこの本を1冊読めば十分じゃないかと…

抽象化を最大に出来た時に何が得られるのか?

前田裕二さんの「メモの魔力」の売れ行きがとてつもないですね この本を読むとメモの概念が大幅に変わり、世界の見え方が変わると言っても過言ではない本です。 一行のメモが 一生を変える。 というキャッチコピーは、大げさではないと思います 【メモの魔力…

浅野美佐子著「愛もお金も引き寄せたいなら 財布の神さまと仲良くしなさい」を読んで

浅野美佐子著「愛もお金も引き寄せたいなら 財布の神さまと仲良くしなさい」を読みました 読んだ理由は妻が知り合いにススメられたと言って、図書館から借りてきたからです 軽い気持ちで読んだのですが、思った以上に深い内容で参考になりました 浅野美佐子…

前田裕二著「メモの魔力」を読んで―みんなの幸せを願う本―

前田裕二著「メモの魔力」を読みました 年末から売り切れ続出の注目書「メモの魔力」 昨今、発売日から売り切れ続出な本は記憶にありません ここまでムーブメントになると読む前のハードルが爆上がりしてしまいますが、そのハードルを軽々と超える内容でした…

大森靖子著「超歌手」ー傷だらけの魂をむき出しにして生きるー

大森靖子著「超歌手」を読みました この本を読んで元々あった大森靖子さんのイメージが大きく変わることはありませんでしたが、この方は本当に魂をむき出しで生きているんだなと、改めて実感できました 大森さんは言葉に対する解像度がもの凄く高い方ですね …

箕輪厚介著「死ぬこと以外かすり傷」を読んで盛大に落ち込む

箕輪厚介著「死ぬこと以外かすり傷」を読みました 箕輪厚介さんの職業は幻冬舎の編集者ですが、活動は編集だけにとどまらず、最近ではテレビにも出演し、運営するオンラインサロンで1000人以上のメンバーを抱えるという、現代的というか近未来的な働き方をし…

西野亮廣・堀江貴文著「バカとつき合うな」を読んで

西野亮廣・堀江貴文著「バカとつき合うな」を読みました タイトルの通りに付き合うべきではないバカが書かれていると思って読み進めていくと、著者の戦略通りにハメられてしまいます 悔しい気持ちなどなくむしろ爽快感がありますね 第1章・第2章ではこのお2…

中村俊輔著「サッカー覚書」は人生の指針となる覚書でした

中村俊輔著「サッカー覚書」を読みました この本は中村俊輔選手のサッカーに対する考えや想いが書かれた本です プロスポーツ選手は好きなことを仕事にしている代表のような方たちです 好きなことを仕事にできる生き方は羨ましいと思える反面、やはり勝負の世…

佐藤留美著「仕事2.0」を読んでリアルな現実と認識する必要性

佐藤留美著「仕事2.0」を読みました 表紙の帯にある「1つの会社で一生を終えることはもはや不可能。」という言葉の通り、現在は大企業でも安心できない状況です 主な原因はネットの普及によりグローバルスタンダードになったことです これまで日本企業のラ…

成毛眞著「amazon」を読んで-新世界が開かれている-

成毛眞著「amazon」を読みました 本の帯に書かれている「この1社さえ知ればいい」という言葉はまさにその通りでした amazonをネット通販会社だと思っていると時代に乗り遅れます amazonの企業理念は 地球上で最もお客様を大切にする企業 という、とてつもな…

失敗を恐れなくなるためには分からない自分を認めること

一流の人は例え知っている内容だったとしても、新たな情報が得られるかもしれないので、知っているとは言わずに相手の話を聞くという記事を読みました 自分が知らないということをどれだけ躊躇なく言えるか、分かってるふりをしないかは成長するうえで重要で…

人間は人と人の間に存在しているという意味

「人間は人と人の間に存在している」というのは、コルク代表の佐渡島庸平さんの言葉です 【詳細記事】佐渡島庸平著「WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE」を読んで 人は決して1人では生きられません 肉親はもちろん友達や職場といった環境による影響を受けますし…

吉本隆明著「日本語のゆくえ」を読んで自己について学ぶ

吉本隆明著「日本語のゆくえ」を読みました 吉本隆明さんは詩人・評論家の方です 代表作に『共同幻想論』『言語にとって美とは何か』などがあり、また詩集『転位のための十篇』は幻冬舎の見城徹さんといった著名人に多大な影響を与えている作品です 小説家「…

よしもとばななさんの小説は心の時間軸で書かれた稀有な作品

よしもとばなな著「スィートヒアアフター」を読んでいます 10数年前によしもとばなな作品にハマり、その当時に発表されていた作品はほぼすべて読んでいたのですが、「王国」4部作を最後に遠ざかっていました 今年は本を100冊読むことを目標にしており、100冊…

「自分らしく生きる」という言葉の甘い誘惑

SNSやネットを観ていると、「自分らしく生きる」という言葉がより多く使われるようになった印象です 「自分らしく」という言葉は、時代性のものと言いますか「年功序列・終身雇用制」に誰もが疑いの無かった時代では、あまり使われなかったのではないでしょ…